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売掛金や買掛金

2018/10/04
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売掛金や買掛金について正確に理解していない方も少なくありません。今回は、売掛金や買掛金の意味をわかりやすく説明します。

 

 

売掛金とは

信用取引(掛取引)によって、商品やサービスを提供したが、まだ代金を受け取っていない状態で、代金を受け取る権利(債権)のことを売上債権(売掛債権)と言います。そのうち手形支払いでないものことを「売掛金」と言います。

 

信用取引(掛取引)とは

一般的なビジネスの取引で採用される「後払い」のこと

を言います。

 

 

一般的な日本の企業間取引

 

【納入企業】→【支払企業】:提案・見積書の提示・契約

 

【支払企業】→【納入企業】:発注書を送付する

 

【納入企業】→【支払企業】:商品・サービスを提供する

 

【支払企業】→【納入企業】:納品されたものを検収して、検収書を送付する

 

【納入企業】→【支払企業】:請求書を送付する

 

【支払いまでの期間】支払いサイト:月末締め翌月末支払い、月末締め翌々月末支払い

 

【支払企業】→【納入企業】:支払う

 

というようなフローで取引が行われるのが一般的です。

 

企業間取引では

 

● 前払い

 

●現金取引

 

などは一般的ではなく

 

多くの企業で採用されているのが、後払いの「信用取引(掛取引)」なのです。

 

商品やサービスを提供してから、入金されるまでは1ヶ月~2ヶ月のタイムラグが発生します。

 

このタイムラグの期間に、納入企業が保有している「代金を受け取る権利のこと」を売掛債権・売掛金と呼ぶのです。

 

売掛債権・売掛金は、代金を受け取ったタイミングで消滅します。

 

なぜ、「信用取引(掛取引)」が一般的に採用されているのか?

 

シンプルに言えば

 

取引時に都度決済(お金のやり取り)をするのは手間だからです。

 

例えば、飲食店が食材を仕入れる場合

 

現金取引であれば、毎日、卸業者と現金での取引をしなければなりません。

 

現金を用意するのも手間やコストがかかりますし、毎日現金のやりとりをするにも無駄な時間が取られます。

 

「だったら、1ヶ月でまとめて取引しようよ。どのくらい食材を仕入れたのか?は1か月分でまとめますよ。」

 

というのが「掛取引」が登場した背景です。

 

企業間の取引では、「現金取引」よりも「掛取引」の方が効率的なのです。

 

「売掛金」と「売掛債権」の違いとは?

 

売掛債権には「売掛金」と「売掛手形」の両方が含まれます。

 

売掛債権 = 売掛金 + 売掛手形

 

● 売掛金:手形以外の支払で商品・サービスの代金を受け取る権利(債権)

 

● 受取手形:手形の支払で商品・サービスの代金を受け取る権利(債権)

 

となります。

 

 

「売掛金」と「買掛金」の違いとは?

● 売掛金:手形以外の支払で商品・サービスの代金を受け取る権利(債権)

● 買掛金:手形以外の支払で商品・サービスの代金を支払う義務(債務)

 

【納入企業】 → 売掛債権(売掛金)が発生
 

【支払企業】 → 仕入債務(買掛金)が発生

 

となり、支払いが完了するとどちらも消滅するのです。

 

 

「売掛金」と「未収金(未収入金)」の違いとは?

 

未収金(未収入金)とは

 

営業取引以外の取引により資産を売却した際に生じる債権のこと

を言います。

 

「売掛金」も、「未収金(未収入金)」も、まだ受け取っていない代金を受け取る権利(債権)のことであるため、混同されがちなのですが

● 営業取引によって発生する債権 → 「売掛金」

 

● 営業外取引によって発生する債権 → 「未収金(未収入金)」

 

という明確な違いがあります。

 

 

「売掛金」が発生するケース

 

仕入れた商品を販売した。
 

製造した商品を販売した。
 

サービスを提供した。

 

 

「未収金(未収入金)」が発生するケース

 

有価証券を売却した。
 

不動産を売却した。
 

機械設備を売却した。
 

メイン事業ではない所有不動産の賃料収入が入った。

 

※「未収金(未収入金)」を計上する場合には、原則として決算期後1年以内に回収予定のものであることが必要です。

 

 

以上が「売掛金」「買掛金」「未収金」の違いです。

 

しっかり説明を聞けば誰でもわかる事なのですが、案外経営者の方で説明できない方もいらっしゃいます。

 

もちろん七福神はファクタリングの会社なので売掛金(債権)が対象になります。

 

売掛金があればどの会社様も買取審査の対象とさせていただきます。

 

また、どんなご質問やご相談もお待ちしておりますのでお気軽にお電話いただければと思います。スタッフ一同お待ちしております!