BLOG

リスケによる資金繰りとリスケ成功のポイント

2019/03/28
ロゴ

リスケによる資金繰りとリスケ成功のポイント

 

 

 資金繰りの状態が悪化している場合に、金融期間からの借入の返済計画を見直してもらうリスケジュールという方法があります。

 

 今日は、資金繰り改善のためのリスケジュール、成功のポイントについて説明していきます。

 

 

リスケジュール(リスケ)とは

 

 

 リスケジュールとは通称リスケと呼ばれているもので、既存の返済計画を見直して、返済額の減額、返済期間の延長、据え置き期間の設置などの

 便宜を図ってもらう行為のことになります。

 

 毎月の、フリーキャッシュフローよりも返済額が多い状態が続けば、遅かれ早かれ債務超過に陥ってしまいます。

 

 このときに、むやみに返済のための借入を繰り返してしまえば、自転車操業的に債務が膨らみ、経営破たんしてしまうのです。

 

 これを回避するために、支払える範囲に返済を猶予してもらうのがリスケになります。

 

 

リスケジュール(リスケ)の手続き方法

 

 

①事業計画書、資金繰り表の作成

 

 返済計画を見直してもらうためには、現状のキャッシュフローやどのくらいの金額であれば返済ができるのかを、理解してもらう必要があります。

 

 また、同時に経営改善ができるという事業計画も必要になるのです。

 

 

②金融機関と交渉

 

 作成した事業計画書、資金繰り表を元にリスケに応じた方が、金融機関側にもメリットがあることを理解してもらうよう説明をしていきます。

 

 複数の金融機関からの借入の場合には金融機関ごとに行います。

 

 

③リスケを実行する

 

 交渉が成立すれば、毎月の返済額が軽減できるはずなので、提出した返済計画、経営改善計画を着実に実行します。

 

 

リスケの注意点

 

 

 リスケは、資金繰り改善の最終手段になります。

 

 むやみやたらにやるもの、できるものではありません。

 

 リスケを依頼すれば、金融機関側の債務者区分は正常先から要注意先、破たん懸念先、実質破たん先とランクを落とされてしまうのは間違えありません。

 

 

 ・正常先   :業績が良好で財務内容も問題ない企業 

 ・要注意先  :リスケによって金利を下げた、など貸出条件に問題がある企業 

 ・破たん懸念先:債務超過であり、今後経営破たんする可能性が高い企業。借入金の返済が滞っている企業 

 ・実質破たん先:再建の見通しが経たない企業 

 ・破たん先  :破産、民事再生など法的に経営破たんしている企業 

 

 

 当然、リスケでの返済期間中は、新規の借り入れなどはほぼできなくなってしまいます。

 

 他の資金繰り改善方法をやりつくし、それでも返済ができない状態で選択するのがリスケなのです。

 

 

応じてくれるかどうかは金融機関次第

 

 

 リスケはあくまでもお願いになります。

 

 金融機関側が応じなければならない理由はありません。

 

 資産の売却や役員報酬の減額など、経営改善でやれることをやりつくしていない場合には、応じてくれる可能性も低くなってしまいます。

 

 

リスケを成功させるポイント

 

 

 金融機関側にメリットがあるプレゼンテーションが必須になります。

 

 リスケをしてくれれば、リスケをしない場合よりも、融資額を回収できる金額が多くなり、リスケの可能性が高くなります。

 

 このことを伝えるプレゼンテーションができるかどうかが、最大の鍵となってきます。

 

 リスケはあくまでもお願い、提案になりますので、金融機関側にメリットがなければ応じる理由はありません。

 

 現状のキャッシュフローで支払える返済額の妥当性、どう利益を確保するのか、収益改善の具体的なプラン、現状の資金繰り改善策はやりつくして

 あるということが、大事なことになります。

 

 また、借入金の見直し後の返済計画をプレゼンテーションする必要があります。

 

 資料の作成に自信がない方は、税理士や会計士に相談することも可能になりますが、自分が経営する会社の経営改善案を、人任せにしても成功する

 確率は非常に低くなります。

 

 金融機関もプロなので、自分の言葉で話しているのかどうかなどすぐにばれてしまいます。

 

 専門家にアドバイスをもらうことは問題ありませんが、あくまでも経営者自身が主体的に経営改善計画に取り組む姿勢が重要になるのです。

 

 

他の金融機関にも依頼していることを伝える

 

 

 複数の金融機関から借入がある場合に、1つの金融機関にだけリスケを依頼するのは不公平です。

 

 これがわかってしまえば、提案されている金融機関は、まずは○○銀行さんにお願いしてみてと、あしらわれてしまう可能性もあります。

 

 すべての金融機関に、応分の負担をしてもらう予定でいることを伝えることも必要になります。

 

 

リスケを断られた場合

 

 

 リスケのプレゼン資料や、プレゼンテーション方法を見直して、再交渉する方法が有効です。

 

 また、最悪の場合は返済をストップせざるを得ません。

 

 返済をストップすると金融機関が聞く耳を持ってくれるという場合もあります。

 

 

さいごに

 

 

 リスケは、金融機関側にしてみれば、そんなに珍しいものではありません。

 

 リスケによって、資金繰りが改善されれば金融機関側にもメリットもあるのです。

 

 また、七福神のファクタリングでは、リスケという概念はありません。

 

 予定していた売掛金が入れば、そのまま入金して頂くだけになります。

 

 急な出費や、資金繰りの改善に、七福神のファクタリングを宜しくお願い致します。