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資金繰り悪化の原因  その1

2019/04/16
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資金繰り悪化の原因  その1

 

 

 資金繰りが改善しないのに、どうすれば良いのかわからない、会社の資金繰り悪化の原因と対策がわからない。

 

 こういう経営者の方も少なくありません。

 

 今日は、資金繰り悪化の原因と原因ごとの改善方法について3つに分けて説明していきます。

 

 

資金繰り悪化とは

 

 

 資金繰り悪化とは、どういう状況のことをいうのでしょうか。

 

 資金不足が発生するまでの猶予期間が短くなった状況を資金繰りの悪化と言います。

 

 目安としては3か月後までの支払が可能であれば、正常と言っていいと思います。

 

 多くの経営者の場合、資金繰りの悪化は、いきなり問題が表面化します。

 

 それまでは、営業、商品開発に力を入れているために気づかないのです。

 

 現金は、これだけしかないの、と経理に怒りはじめるのが資金繰りの悪化に気づいたときと言えるでしょう。

 

 こうならないためには資金繰りが悪化する原因と対策をしっかり把握して、事前に対処しておくことが必要不可欠なのです。

 

 

①赤字経営

 

 

 資金繰り悪化の最大の要因は、赤字経営、利益の低下になります。

 

 極端に言えば、毎月利益が出ていれば、資金繰り計画をきちんとしている場合、資金繰りが悪化することはありません。

 

 毎月の経常利益がプラスであれば、適正な借り入れ、適正な支払い、適正な入金、適正な在庫があれば、資金繰りは回っていくのです。

 

 決算で赤字が1000万円出てしまった場合は、単純に1000万円お金が不足してしまうので、その年は1000万円の資金不足ということになります。

 

 資金不足が発生するまでの猶予期間が短くなった状況 = 資金繰り悪化

 

 なので、毎年赤字で資金不足が発生すれば、資金繰りが悪化してしまうのも当然の事なのです。

 

 

資金繰り改善方法 

 

◎黒字化する

 

 これが最大の資金繰り改善方法です。

 

 黒字化するための方法には様々な手法がありますが、大きく分ければ

 

 ・売上を上げる

 ・コストを下げる

 

 この2択になります。

 

 すぐにできるのは、コストを下げることです。

 

 ・社員をリストラする

 ・外注、アウトソーシングを活用する 

 ・仕入コストを下げる

 ・無駄な経費を削減する

 

 コストを下げて、利益体質を改善したのちに、時間のかかる売上の増加を目指して、黒字幅の拡大を目指すのがセオリーになります。

 

 元々、売上の少ない企業の場合は、売上増を優先させる必要があります。

 

 

②過剰投資、投資失敗

 

 

 投資という行為にも、資金繰り悪化の原因が含まれています。

 

 例えば、不動産投資としてビル経営に乗り出すとした場合には、購入するビルの資金は借り入れで賄うことになるはずです。

 

 このときの資金調達の返済原資としては、テナントへの賃貸収益になります。

 

 しかし、満室経営で返済を見込んでいたのに、空室ができてしまったら、返済原資は不足してしまいます。

 

 返済額は変わりませんので、事業経営の利益から、返済に回さなければならなくなってしまうので、資金繰りは悪化します。

 

 設備投資によって大きな売上増を見込む、不動産投資であれば、そうはいっても、賃貸収入の読みはある程度周辺物件を見れば、

 予想ができるはずです。

 

 しかし、設備投資によって、新商品を生産するとなった場合には、その新商品でどのくらい売上が増えるのかは、ほとんど予想することが

 できず、大きなブレを生んでしまいます。

 

 設備投資による新商品分の売上増で、その分を返済原資に回す計画を立てていたとしたら、新商品が売れなければ、

 資金繰りは悪化してしまうのです。

 

 投資の失敗、過剰な投資が資金繰り悪化に及ぼす影響は非常に大きいのです。

 

 

資金繰り改善方法 

 

◎収益性が薄い資産は売却する

 

 予想した収益を得られなかった不動産、株式などは早期に処分して、損失を最小限にとどめましょう。

 

 売却金で借入の返済をすれば、完済はできなくても、返済額は大幅に縮小するはずです。

 

 立て直すという方法もありますが、一度うまくいかなくなった資産の有効活用は非常に難しい為、それに力を入れるよりは、

 手放して本業の利益を増やすことに集中するべきなのです。

 

 設備投資をする場合には、プロトタイプやテストマーケティングで売れることの確実性を高めてから行うべきです。

 

 場合によっては、レンタルを利用したり、段階を踏んで設備投資に進むべきです。

 

◎投資は借入を利用しない

 

 自己資金だけで投資をする分には資金繰りの悪化はありません。

 

 借入で投資をすると、計画通りの収益が上がらない場合に資金繰りが悪化するのです。

 

 

③売掛債権の貸し倒れ

 

 

 貸し倒れというのは、金融機関だけの話ではありません。

 

 一般的な企業であっても、掛け取引の中で仕事を受注したけれども、クライアントが倒産してしまった。

 

 仕事を受注したけれども、クライアントがお金を払わずに連絡が取れなくなった。

 

 ということも、往々にして起こりうる事です。

 

 商品やサービスというコスト面の提供はしているのに、お金だけが入金されないので、貸し倒れが多ければ多いほど、資金繰りは

 悪化していきます。

 

 

資金繰り改善方法

 

◎与信審査を徹底する

 

 中小企業の場合は、クライアントから依頼があった場合に与信審査をしない企業が少なくありません。

 

 与信審査というのは、支払能力の審査になります。

 

 支払い能力の乏しい会社から、仕事の依頼があっても、本来受けてはいけないのです。

 

 与信審査を徹底すれば、貸し倒れ率を大幅に下げることができるようになります。

 

 与信審査で決めた与信限度額があれば、その中での取引を徹底します。

 

◎売掛金元帳の作成、管理をする

 

 クライアントごとの売掛金の状況を管理することで、回収の計画を立てることや与信審査の基準を作ることもできます。

 

 回収の前に、売掛金回収の状況を常に把握できる体制が求められるのです。

 

◎未払い顧客への回収強化

 

 売掛債権を支払わない企業に対しての回収もおろそかにしてしまう企業が多いようです。

 

 定期的にいつ払えるのかの連絡を入れるだけでもプレッシャーをかけることができますし、内容証明や民事訴訟も選択肢の一つです。

 

 回収も、経営の機能の一つとして徹底する必要があります。

 

 

さいごに

 

 

 資金繰りの改善に、七福神のファクタリングを利用される経営者の方もいらっしゃいます。

 

 ファクタリングすることによって、手数料はかかってしまいますが、資金の即日調達が可能になるため急な出費には最適です。

 

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