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前受金とは

2019/08/09
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前受金とは
 

 日本での一般的なビジネス取引は、信用取引によって成立しています。

 商品やサービスを購入したとしても、その支払いは月末締めの翌月だったり、月末払いや翌々月払いなど、
 支払い相手によって遅れて支払う習慣があります。

 しかし、この信用取引は、お金を支払うのが先でお金を受け取るのが後になる仕組みなので、資金繰りに
 おいて、悪影響を及ぼす可能性があるのです。

 今日は、信用取引を回避するための前受金という資金調達方法について説明していきます。

 
前受金のシステム

 
 前受金とは、商品やサービスなどを提供する前に代金をもらう仕組みのことを言います。

 前払いでの取引と、言い換えた方が分かりやすいかもしれません。

 前受金システムには具体的にどんなものがあるか、例えば、

 ・Suica、PASMO、nanaco、Edyなどのプリペイド型の電子マネーカード
 ・住宅やオフィス賃貸の家賃
 ・定期購読の雑誌
 ・学校や塾などの授業料
 ・ゲームソフトやCDなどの予約販売

 とビジネスではかなり多くのサービスで、前受金システムが取り入れられています。

 多くの人が当てはまるのは家賃だと思いますが、家賃は前払いで支払うもので、今月の家賃は先月に
 支払う先払いになります。

 
前受金システムのメリット
 

 前受金システムの1番のメリットは資金繰りが楽になることです。

 ・信用取引の場合

 資金調達 ⇒ 商品やサービスの提供 ⇒ 1ヶ月~2か月後に顧客から入金(手形の場合は5か月~6か月後入金)
 というフローになります。

 この場合、支払いが入金よりも先にあるため、ここで資金調達の必要が発生してしまうのです。

 お金を先に用意しておかなければ、キャッシュフローが回らない=債務超過に至ってしまうからです。

 売上が伸びれば伸びるほど、資金繰りが苦しくなる原因がここにあるのです。
 

◎前受金システムの場合

 商品やサービスの提供前に顧客から入金 ⇒ 商品やサービスの提供 というフローになります。

 お金が入金されてから、コストが発生するので資金調達の必要性がなくなるのです。当然、キャッシュフロー
 も改善します。

 
無在庫、受発注での取引が可能に


 先に注文があり、入金もされている前受金システムでは、注文を受けてから在庫を発注することが可能に
 なります。

 サービスの提供であったとしても、はじめから人員のアサインを計画的に実行できることになります。

 ・不良在庫の発生
 ・過剰在庫の発生

 を回避可能になるのです。

 
会員の固定化しやすい

  
 はじめに、一定額の前受金を受け取っていれば、その前受金がなくなるまでは、競合他社と比較して有利な
 立場を取ることができます。

 例えば、電子マネーにチャージしていて、使い切らないうちに他の電子マネーに移行するというのは考えに
 くいのです。

 先にお金を受け取ることで、一定の固定客が生まれやすくなります。

 また、前受金は金利も発生しないし、返済する必要のなく、税金がかからない借入金になります。

 言い換えると、顧客からの借入と言っていいも差し支えないでしょう。

 お金としての制約もなく、金利コストが発生しないので、企業の経営、資金繰りを楽にする効果というのは
 絶大なのです。

 
資金回収が確実


 前受金は、商品やサービスを提供する前にお金をもらっているので、資金回収はすでに完了しているのです。

 当然、回収率は100%になります。

 未回収の状態になりにくいメリットもあるのです。

 
前受金システムのデメリット


 導入するには、強い商品力などの魅力が必要になります。

 顧客からすれば同じサービスが利用できるのであれば、前払いよりも後払いの方が良いに決まっています。

 例えば、ゲームソフトの先行予約販売があったとしても、そのソフト自体に魅力がなく別に後で安くなって
 から買ってもいいや。と思われてしまう

 商品力であれば、前受金システムは成立しないのです。

 BtoBでも、サービスの提供前にお金をもらうというのは、その会社に依頼せざるをえないほどの優位性が
 なければ実現しません。

 つまり、前受金システムは導入メリットが非常に多くあるのですが、その分導入するためのハードルが
 高い資金調達方法になるのです。


さいごに


 前受金システムには、

 ・資金繰りが楽になる
 ・不良在庫
 ・過剰在庫が発生しない
 ・未回収金が発生しない
 ・金利がない借入
 ・税金も発生しない借入、
 ・返済の義務もない借入
 ・顧客の固定化が可能

 という上記のようなメリットがあります。

 しかし、前受金システムを導入するためには、商品やサービスに競合他社にはない大きな魅力が伴わなければ、
 顧客が前受金システムを利用してくれないのです。

 売掛金での商売が主流の方は、前受金システムに移行していくのも、一つの資金繰りの手法になります。

 また、手数料がかかってしまいますが、七福神のファクタリングでは、売掛金の買取が出来るため、
 前受金システムと同様のメリットを受けることが出来ます。

 即日資金調達をお考えの方は、ファクタリングの七福神までぜひお問い合わせください。