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売掛債権の有効期間について

2019/09/11
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売掛債権の有効期間について


 売掛債権には、消滅期間と時効期間があります。

 今日は、そんな売掛債権の有効期間について説明していきたいと思います。


 期間 債権の種類

 ・6か月 手形の受戻をした裏書人からほかの裏書人、振出人に対する請求権
      小切手所持人の小切手上の債務者に対する請求権 
 ・1年   旅館、料理店、飲食店などの代金
      約束手形の所持人から裏書人に対する請求権 
 ・2年   生産者・卸売商人・小売商人の売掛金 
 ・3年   約束手形の振出人に対する請求権
      工事の設計、施工または管理業者の工事に関する債権 
 ・5年   商行為により生じた債権 
 ・10年  民事上の一般債権
      確定債権 

 上記のようになっています。

 通常の会社間の取引は、商行為により生じた債権となるので5年経過すると時効期間を迎えてしまうことに
 なります。

 
売掛金未回収や債権未回収のリスク回避方法


◎債権回収をする

 債権回収というのは、単純に払ってくださいよ、と債務者に伝えることからはじまります。

 ・支払いの一部だけ支払わせる
 ・債権譲渡
 ・相手方の債権と相殺する
 ・債務確認書を取り付ける
 ・公正証書の作成
 ・民事調停

 と相手方が話し合いに応じてくれるのであれば、取れる方法はいくつかありますが、そうでない場合は、

 ・内容証明郵便の送付
 ・支払督促
 ・少額訴訟
 ・強制執行

 と最後、裁判所に訴えるという方法になるのです。


◎与信管理をしっかりする

 債権の未回収が発生してしまった後は、どうにか回収しなければなりませんが、その前段階では与信管理によって、
 未回収を防ぐ方法があります。

 与信とは、商取引において取引相手に信用を供与することになります。

 また、与信管理とは、信用を与える間の売上債権を管理することを意味します。

 簡単に言えば、支払いがきちんとできる会社かどうか、確認してから取引をすることを意味します。

 また、取引額の上限を与信によって決めることも与信管理の一つです。

 例えば、初回取引は前入金で取引をして、3か月後入金に問題がなければ後払いの信用取引に切りかえるなど、色々な
 与信管理方法があります。

 帝国データバンクや東京商工リサーチなどの信用調査会社の情報を参考にするケースもあり、与信管理の方法も多岐
 にわたります。

 取引をする入口のところで与信という関所を設けることで、結果的に未回収の債権が発生するリスクを軽減するのです。


さいごに

 会社経営において売掛金や 売上債権の未回収というのは大きなリスクになります。

 営業利益率が10%の会社で未回収が毎月100万円あるとしたら、毎月の売上1000万円分を失っているのと同じ意味
 になります。

 資金繰りが苦しいのであれば、資金調達方法を検討するのと同時平行で、売掛金、売上債権の回収に力を入れるべき
 なのです。

 また、七福神の法人向けファクタリングでは、売掛債権の買取が出来ます。

 即日資金調達でお困りの方は、ぜひ七福神にご相談ください。