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求職者支援資金融資で融資を受けるには?

2019/10/22
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求職者支援資金融資で融資を受けるには?

仕事を探してはいるが決まらずに不安を覚える方もたくさんいるのではないでしょうか?働きたいという気持ちはあるが、仕事は決まらない、失業保険の給付も終わってしまい、生活は苦しくなる一方だ・・・という時に「求職者支援資融資」という制度を利用して、お金を借りることができるのです。働いていないので、銀行や消費者金融から借入することは難しいでしょう。そんな時に公的な制度を利用して借入することも可能になるのです。もちろん融資ですので審査はありますが、現在仕事を探している方には便利な制度です。次から詳しくみていきましょう。

 

求職者支援資金融資ってどんな制度?

求職者支援資金融資とは、求職者支援制度のひとつで職業訓練受講給付金をもらっている、もしくはもらう予定のある人向けの貸付制度になります。職業訓練受講給付金をもらっていても生活していくことが厳しい方が求職者支援資金融資を受けることができるのです。求職者支援資金融資は、家族がいるか、単身かによって、受けられる上限が異なっていますので、注意が必要です。

・同一生計の配偶者、子または父母がいる場合・・・月額10万円

・単身者の場合・・・月額5万円

以上のように月額で金額が設定されています。受けられる融資額は毎月の給付額に職業訓練の受講予定月数を掛けた金額になり、たとえば単身者で12か月受講すると考えると、月額5万円×12か月=60万円が一括で融資されます。受講予定月数は最大12か月で、12か月を超えて受講しても、12か月分までしかもらうことは出来ません。しかし、追加でお金を貸してもらうことができるはとてもメリットになりますね。

 

求職者支援資金融資が借りられる人ってどんな人?

求職者支援資金融資で借入できる人の条件は、職業訓練受講給付だけでは生活することが難しい人への貸付になりますので、その給付が決まっていることが最大の条件になります。また細かく以下のような条件も設定されています。

・雇用(失業)保険をもらっていないこと。

・働く意思と能力があること。

・本人の収入が8万円以下であること。

・世帯全体の収入が月25万円以下であること。

・現在住んでいるところ以外に土地や建物を持っていないこと。

・すべての職業訓練に出席していること。

・世帯が一緒の人が同時にこの給付金を受けていなこと。

・過去3年以内に、不正をして給付金を受けたことがないこと。

合わせて以下の条件もクリアして職業訓練受講給付金をもらった後に、求職者支援資金融資を利用することができるのです。また、条件をクリアしたらハローワークで確認書を交付してもらうのですが、その際には返済する意思を面談時に伝えることが大切です。返済意思があるとみなされないと、確認書を交付してもらえません。

 

求職者支援資金融資の審査ってどんなもの?

求職者支援資金融資にも審査があり、審査に通ってはじめて融資を受けられることができます。求職者支援資金融資の審査は決して甘いとは言い難いです。貸付先がそうきんになる為、ハローワークで手続きを行った後に、ろうきんでも手続きを行います。その後、ろうきんでローンを組む時と同じで、日本労働信用基金協会に審査を依頼します。ハローワークで確認書をもらうことは出来たが、ろうきんの審査で落ちる場合もあります。もちろんですが、この融資には年齢制限もあり、未成年への融資はNGであり、最終返済時の年齢は65歳というしばりがあります。大切なことですが、反社会的勢力でないことも審査の対象に含まれています。

 

返済の免除はできない!

求職者支援資金融資を利用して借入した場合には返済の免除は出来ないこと理解しておきましょう。職業訓練受講給付金は返済の必要がありません。しかし、求職者支援資金融資は貸付になるので、返済が必要になります。職業訓練を受けている間は返済の義務はありませんが、訓練が終わった月(もしくは就職先が決まり訓練をやめた月)お翌月からか3か月間は利息の返済のみで、その1か月後から本格的な返済がスタートするのです。就職が決まり、生活が落ち着きだしてからの返済がスタートするので、利用者にとっては融通のきく制度と言ってよいでしょう。返済の免除は出来ませんが、保証人なしで年3%という低金利で借入できることが、メリットと言えるでしょう。しかし、ルールをしっかり守らないと一括返済になる場合もあるので、しっかりルールは守って利用しましょう。

 

本日は意外と知られていない求職者支援資金融資の制度についてお伝えしました。公的な融資制度になるので、条件が厳しく、また審査も厳しいです。また、融資である為、返済は免除されることがありません。しかし、就職が決まり、生活が落ち着いてきてからの返済になるので、ゆとりを持って返済出来ます。ただしルールを守らないと一括返済になってしまうので、注意が必要です。