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理想のバランスは年代で違う?貯金と投資の割合について―前編―

2019/10/28
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理想のバランスは年代で違う?貯金と投資の割合について―前編―

 

今や資産形成をするうえで貯金と投資はどちらも大変重要ですが、最適なバランスで行うことはもっと大切な事柄です。

投資を行う前に考えなければならないことは、貯金をいくら残して投資をするか?という点です。例えば、病気で働けなくなってしまったなど、万が一のことが起こった際に貯金がなければ対処できないことも発生してしまうからです。

本日は貯金と投資のバランスについて、お金の用途や考え方、貯金と投資の最適なバランスなどについてお伝えしていきます。

 

お金を用途別に分類する

投資を始める前におさえておいてほしいことは、投資は元本保証ではない、という点です。貯金や預金は金融機関ごとに1000万円までは元本保証です。例として100万円を預けていれば、100万円を割ることはありません。しかし、投資を行う時にはそれが150万円に増えるかもしれないし、50万円まで減るかもしれません。そのため、利益を追求するあまり貯金の全額、全財産を投資に充てることは大変危険です。万が一、市場が大暴落してしまったら、大きく財産を失ってしまう可能性あるからです。

そこで、投資を始める前にいくらまでなら投資に使えるのかをしっかり考えることが大切です。そのためにはまず、自身のお金を次の3つの用途に分類しましょう。

 

生活費など、すぐに使うお金

1つめのお金の用途は、生活費などすぐに使うお金です。食費、光熱費、家賃、携帯などの通信費など、削ることの出来ないお金を指します。

生活費は毎月だいたい一定ですので、1か月に必要な費用は見積もり安いです。貯金や預金の普通口座に振り込ませるお給料から、一部を使っていく方が多いでしょう。生活費は生命維持のために必要なお金になるので、投資ではなく預貯金で確実に保管することをおすすめします。生活費を使用して投資を行うことは、運用に失敗してしまった時に取り返しのつかないことに成り得ます。

 

住宅購入費など、いつか使う予定のお金

結婚の時、住宅購入費、子供の教育費など、ライフイベントに応じて大きなお金を使うタイミングは人生において必ずあります。

住宅購入費や教育費など将来の為に蓄えているお金は、投資などには使わないことが賢明です。

金額が大きい投資が出来ればリターンも大きくなることが予想されるので、投資をしたくなる気持ちも分かりますが、何が起こるか分からないのが投資の世界です。遠い未来に使うお金だからと安易に利用することはしないで下さい。用途が決まっているお金については投資に回してはいけません。

 

使う予定が決まっていないお金

生活費などすぐに使うお金、住宅購入費など将来使う為に貯めているお金、それを除くと、残りのお金は特に利用を決めていないけど貯めているお金になります。これはまだ用途が決まっていないお金になるので、投資に充てても問題ないお金になります。しかし、使う予定が決まっていないからと言って全額を投資に充てるかは、人によって考え方が異なるでしょう。

投資は元本保証ではないので、損失が出ている時には慣れている方でも不安になりストレスを感じものです。一生懸命貯めたお金のうち、なくなっても構わない金額を投資に回しましょう。

 

投資を始める前に考えること

さあ、投資を始めようと意気込んでいると目標の利益を達成するために利回りの計算に夢中になるものです。しかし、ストレスなく投資生活をするためには、貯金と投資のバランスが非常に大切になります。もし投資でうまくいかなくなったとしても、貯金があるから大丈夫と思うことが出来れば、損失によるストレスはだいぶ軽減されるでしょう。始める前に以下の3つについて考えていきましょう。

 

生活防衛資金を貯める

生活防衛資金とは、今職を失っても次の就職先が見つかるまで食いつなぐための資金です。完全に収入がなくなってしまい、次の仕事が見つかるまでお金が底を尽きてしまっては大変です。病気やケガで働けなくなる可能性も考えられるので、生活防衛資金を貯めることはすべての人の課題といって良いでしょう。

 

生活防衛資金の目安について

生活防衛資金として貯めるべき金額はそれぞれの家庭により異なりますが、計算方法や考え方はどんな方にも共通しています。

基本的に、手取りの月収の6か月分から12か月分を生活防衛資金として貯蓄しておくことをおすすめします。仕事を失ったり、病気やケガで働けなくなったことを考えると、レアケースをのぞいて半年から1年で復帰できる考えに基づいています。

夫婦共働きなら2人同時に働けなくなることは稀ですので、1人あたりの生活防衛資金は少し少なめでも構いません。専業主婦や主夫の場合には、手取りの月収の1年から1年半分の生活防衛資金を考えると良いでしょう。

また、お子さんがいる場合にはもっと多くの生活防衛資金が必要になります。手取りの月収の1年半から2年分ぐらいを考えておくことをおすすめします。

 

生活防衛資金の運用方法について

生活防衛資金は減らしてはいけないお金になりますので。定期預金などを利用して、元本を確実に確保しながら運用しましょう。

現在の定期預金の金利は0.01%程度ですので、他の投資利回りと比較すると見劣りするかもしれませんが、1000万円までは元本保証をという大きなメリットを忘れてはいけません。

 

本日は、理想のバランスは年代で違う?貯金と投資の割合について―前編―をお伝えしました。投資を始める前に考えることを中心としてお伝えしました。後編ではもう少し詳しく投資についての方法や貯金と投資のバランスについてお伝えしていきます。