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事業者ローンを借りる際の基礎知識

2019/12/30
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事業者ローンを借りる際の基礎知識

 

 

事業を立ち上げる際にはまとまった資金が必要です。

 

 

通常は銀行の事業者ローンを利用して資金調達することとなりますが、事業者ローンを利用する際に悩みがちなのが、「不動産担保」についてではないでしょうか。

 

不動産を担保として付ければ、より大きな金額を融資してもらえることがあるものの、思わぬデメリットもあります。こうしたことを理解しておかないと後悔することにも繋がりますので、ここでその基本をしっかりと理解しておきましょう。

 

 

*事業者ローンと不動産担保の関係について

 

事業者ローンを借りる際には、不動産を担保にするかどうか決めないといけません。

 

不動産を担保とすると事業者ローンが返済できなくなった場合に、担保にした不動産が差し押さえられることとなります。不動産を担保とすることで銀行もより安心して貸し出せるようになり、事業者ローンも借りやすくなるという訳です。

 

また、事業を始めて間もない頃などであれば不動産を担保として付けなければ貸し出し自体してもらえないこともあります。担保とする不動産も特に制限はありません。

 

お店そのものを担保にすることもできますし、自分で所有しているプライベートな不動産を担保にすることもできます。大事なのは不動産の価値であり、余りにも価値が低い不動産だと担保として付けられないこともあります。

 

ここで言う不動産の「価値」も問題です。

 

これは登記簿に登録されている不動産の価値ではありません。担保になる不動産の価値は、銀行側が様々な条件を考慮して総合的に判断しますから、登記簿上の価値よりも大きく担保としての価値が下がることもあるのです。

 

 

*不動産担保にする利点

 

不動産を担保にする利点について整理しておきましょう。

 

まず、不動産を担保にすれば、より高額が借りれるようになるのが利点です。例えば、担保とする不動産の価値が2000万円であれば、少なくとも借りれる額も1000万円以上は増えてくると考えて良いでしょう。

 

銀行としても不動産が担保としてあることにより安心して貸せるようになります。それだけ審査期間も短くて済み、ローン契約がまとまりやすくなるのです。

 

実際、事業を始める際の初期投資は多いに越したことはありません。そのため、もしも担保としてつけられる不動産があるのならば、担保としてつけてみるのも良いでしょう。

 

不動産は担保が付けやすいこともポイントです。動産だと担保を付けるのにかなり審査が求められることもありますが、不動産であれば問題なく担保が付けられるなんて珍しくありません

 

それだけ不動産は担保価値が高いものですから、これから事業者ローンを借りる際にも考慮しておきたいところです

 

 

*不動産を担保とすることで公開することも

 

不動産を担保にするメリットは多いものの、思わぬ落とし穴もあります。

 

まず、不動産を担保にする最大のデメリットが、「返済不履行になると不動産を差し押さえられる」ということです。もしも、店舗を担保にしている場合には事業者ローンが返せなくなった時点でお店も取り上げられてしまい事業を続けていくこともできなくなります。

 

特に居住している住居を担保にする場合、もしも差し押さえられた場合には済む場所も同時になくなってしまいます。こうした差し押さえのリスクは不動産を担保にする際には十分に理解しておかないといけません。

 

他にも、不動産によっては既に担保になっている物件だと事業者ローンを借りる際に担保として用いることができないこともあります。不動産を担保にすると不動産も自由に売却することなどもできなくなることも理解しておきましょう。

 

例えば、事業変更のために担保が付いているお店を売りたいと考えても、銀行の許可が必要となることもあります。このため、不動産を担保にするかどうかは事業計画などと照らし合わせて総合的に考えていくことが求められてくるのです。

 

 

不動産を担保にする際にはこんなことにも気を付けておきましょう

 

不動産を担保にする際には、他にも理解しておきたいことがあります。

 

例えば、不動産を担保に付けるにあたって新たに不動産価値の評価が必要となることもあります。これには不動産鑑定士などに依頼する必要性もあり、思わぬコストが生じることがあるのは理解しておきましょう。

 

特に築年数が経過しているような物件だとこうしたこともよく求められます。他にも、不動産を担保にしてあまりお得に借りれないこともしばしばあります。

 

不動産を担保とするのは「不動産が差し押さえられる」というリスクが高いものですが、そうしたリスクに見合うだけの額が借りれるかは考えておきたいところです。

 

 

◎最後に

 

不動産を担保にすることで事業者ローンも利用しやすくなるものの、気を付けておきたいポイントも多いものです。

 

特に、不動産を担保にする負の側面については銀行側も詳しく説明してきませんから、事前に理解しておくことが大事でしょう。