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在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!―前編―

2020/01/22
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在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!―前編―

在庫ファクタリングとは、主に小売業者向けに始まったファクタリングサービスです。在庫ファクタリングを利用することで、余剰在庫を現金化します。

本日は在庫ファクタリングを利用するメリットやデメリットについて前編と後編に分けてお伝えしていきます。

 

余剰在庫によるリスクとはどんなこと?

余剰在庫とは文字の通り在庫を多く抱えていることになります。在庫を抱えているだけで、リスクになるとも言われています。

中小企業の場合だと、薄利多売のビジネスモデルに構築することが難しいので、余剰在庫を抱えてしまうことが多いです。

余剰在庫を抱えると以下のような4つのデメリットやリスクがありますので、見ていきましょう。

 

  1. 品質のリスク

    売れ残りや在庫としての期間などが長いほど、品質の劣化を招きます。特に食品の場合だと、賞味期限や消費期限があるので現金化することもままならない状況です。

    衣類の場合でも流行があり、品質の劣化は免れません。

 

  1. 在庫管理のコストや在庫を保管するスペースの圧迫

    在庫を多く抱えるということは、在庫を保管するスペースを圧迫してしまうことになります。

    売れ残りの在庫の分を新たな在庫を置き換えることが難しいですし、倉庫の賃料や人件費などの管理コストも多くかかります。

 

  1. 税金が増加する

    商品がたとえ不良品でも、在庫は資産として扱われます。また、在庫を購入した仕入れ費用は売れない限りは経費として認められません。

    こういった理由で余剰在庫を抱えてしまうと、支払うべき税金が増えてしまうのです。

 

  1. 資金繰りが悪化する

    在庫が売れ残り、利益が出ないと資金繰りは悪化していきます。利益が生まれるどころか仕入れ代金の回収も出来ないので、当たり前ですがキャッシュフローは悪化します。

 

適正在庫の求め方はどうなるの?

余剰在庫を抱えずに在庫をどれくらい保有していることが適正なのか判断するには、下記の指標によって求めることが可能です。

 

  1. 在庫の回転期間

  2. 在庫回転率

 

在庫の回転期間とは在庫を仕入れてからどのくらいの期間で販売されたかを示す指標になります。数値が低いほど、効率的に在庫管理が行われていることを表します。数値が高いと在庫期間が長いことになり、好ましい状態とはいえません。

在庫回転期間は、以下の計算式で求められます。

 

在庫回転期間=棚卸資産÷売上高

 

在庫回転期間の目安は、商品の種類によって異なる為一概にすべての商品に当てはまるとはいえません。

一方で在庫回転率とは、一定期間に在庫がどれだけ売り上げにつながっているかを示す指標です。数値が高いと、効率的に在庫を売上につなげられていると言えるでしょう。在庫回転率は、以下の計算式で求められます。

 

在庫回転率=売上原価÷棚卸資産

 

実際に在庫ファクタリングとは何?

皆さんが知っている一般的なファクタリングは、企業が有している売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい、経営に必要な資金を調達する方法です。

一方で、在庫ファクタリングは、売掛債権の代わりに「在庫商品」を用いることになります。基本的な仕組みや方法は、一般的な在庫買取サービスと変わらず、ファクタリング会社に申し込み後、在庫商品の価格や個数などが査定されて、買取価格が決定するようになります。売却された商品は、ネットオークションやファクタリング会社の独自の流通経路で販売されたりします。

在庫ファクタリングは現金化まで、申し込みからおよそ1~3週間程度かかるので、一般的なファクタリングとは現金化まで時間が違うので注意が必要です。

 

本日は、在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!―前編―をお送りしました。近年サービスが始まった在庫ファクタリングですが、売掛債権を有しない小売業でもファクタリングが利用できるようにと始まりました。前編では、在庫ファクタリングについてご説明しました。後編では、在庫ファクタリングのメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。