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在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!

2020/01/28
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在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!

前編では在庫ファクタリングについてご説明しました。後編では、在庫ファクタリングのメリットやデメリットについて解説していきます。

                 

在庫ファクタリングのメリットについて

在庫ファクタリングのメリットは、以下のようになります。

 

  1. 売掛債権を保有していなくても利用することが可能

    BtoCのビジネスモデルである小売業は、法人相手の売掛債権を他の業種に比べてそれほど多くは有していません。その為、売掛債権を買い取ってもらい資金調達をする一般的なファクタリングは利用しづらい傾向にあります。

    しかし、在庫ファクタリングは売掛債権の代わりに在庫商品を活用するので、小売業でも利用することが出来ます。

    具体的には、電気屋、家具屋、家電屋、宝石店、洋服販売店などの店舗が在庫ファクタリングの活用を見込んでいます。

 

  1. 在庫ファクタリング利用の審査がない

    在庫ファクタリングは審査が不要で利用出来ます。赤字決済、債務超過、税金滞納などをしている信用情報が低い企業ですと、銀行融資を利用することは難しいでしょう。しかし、在庫ファクタリングであれば、審査が不要なので利用が可能です。

 

  1. 節税につながる

    税金は利益に対してかかるので、売上原価が高くなれば利益は減少してしまいます。売上原価は以下の計算式で求めることが出来ます。

     

    売上原価=期首棚卸高+当期仕入高―期末棚卸高

     

    在庫ファクタリングによって在庫を減らせれば、期末棚卸高が少なくなり、結果的に売上高は上昇します。

    その為、利益分が少なくなり、節税対策につながるのです。

 

在庫ファクタリングのデメリットについて

在庫ファクタリングのデメリットは以下のようになります。

 

  1. 買取価格は低い

    基本的に、余剰在庫や不良在庫を在庫ファクタリングする場合は、買取価格は低いと考えましょう。

    具体的には、上代価格の10%から50%程度が期待買取価格になるので、卸売を超えることはありません。

 

  1. 対応してくれるファクタリング会社が少ない

    在庫ファクタリングは、小売業でもファクタリングサービスを利用できるように、との目的で始まりましたが、まだまだ対応しているファクタリング会社は少ないです。

    既存の在庫買取サービスの存在や差異化が困難、流通経路の確保が難しいので、すべてのファクタリング会社が在庫ファクタリングに対応している訳ではないので、注意が必要です。

 

  1. 古物営業法許可を得ているかの確認が必要

    在庫の買い取りを行い、販売する在庫ファクタイングは、古物取引に該当するので、ファクタリング会社は古物営業許可を得ている必要があります。

    古物営業許可を得ているかの確認には、HPなどに古物営業許可番号が記載されているはずです。もしも番号が記載されていなかったら、悪徳業者の可能性も高いので、注意して下さい。

 

在庫ファクタリング以外の在庫処理方法はある?

それでは、在庫ファクタリング以外の在庫処理方法についてお伝えします。

 

  1. 廃棄処分をする

    もったいないですが、不要な在庫は廃棄処分してしまう方法があります。在庫整理や仕分け作業の必要がないので、簡単に行うことが出来ます。

    廃棄処分業者に依頼すれば、多量の在庫でも一括して処分してくれるので、簡単に処理することが出来ます。倉庫のスペース確保も可能になります。

    ただ気を付けてもらいたいことは、商品を完全に廃棄してしまうので、売上機会の損失に加えて、製造コスト分が赤字になってしまうので、こちらはデメリットになります。

 

  1. セールや特価販売

    セールや特価販売を行うことで、在庫を減らすことが可能です。また、廃棄処分とは異なり、販売利益を得ることも可能ですね。

    セールや特価販売によって。新規顧客の獲得も期待出来ます。ただ、低下から値下げしたか価格での販売になるので、適正価格が下がってしまうことやブランドの価値が下がってしまうなどのリスクもあるので注意が必要です。

    こちらの場合には、セールや特価販売のために人権費などの経費も掛かることに加えて、売れ残ってしまう可能性も考慮しなければならないでしょう。

 

本日は、在庫ファクタリングって何?余剰在庫を現金化?!―後編―をお送りしました。

最近では、売掛債権を有していない小売業でも利用できる在庫ファクタリングをファクタリング会社が新たに始めました。しかし、資金調達というより、在庫処分の面が強く、認知度もまだ低く、取扱いのあるファクタリング会社が少ないといったデメリットがあります。在庫処分を考えているならば、既存の買い取りサービスもあるので、そちらの利用を検討してみるのも良いかもしれません。