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大卒初任給の平均ってどのくらい?手取りはどうなるか計算してみました

2020/02/28
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大卒初任給の平均ってどのくらい?手取りはどうなるか計算してみました

 

 

 

皆さんは、社会人1年目の人がもらえるお給料、いわゆる初任給は平均でいくらぐらいなのか知っていますか?

 

春から新社会人になる皆さんは、まだ初任給と手取りについて知らない人も多いかもしれませんね。そこで今回は、新社会人になる前に知っておきたい大卒の初任給、そしてその手取りについて紹介していきます。

 

 

チェックマーク大卒初任給の平均は20万3,400円!!

 

2016年11月17日に発表された厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」の結果によると、大学卒の初任給(6月分)の平均は、20万3,400円となっています。

 

大学初任給の額は年々増加しており、2012年(平成24年)の19万9,600円と比較すると3,800円も上がっています。さて、この初任給ですが、この額面どおりのお金がもらえるわけではありません。ここから「さまざまなお金」が引かれた金額を受け取ることになります。そのさまざまなお金ですが、以下のようなものがあります。

 

 

チェックマーク給料から引かれるもの

 

・健康保険料・・・医療保険です。会社と半額ずつ負担します。

 

厚生年金保険料・・・年金をもらうための掛け金。これも会社と半額ずつ負担します。

 

・雇用保険料・・・失業給付などを受けるための保険です。

 

・所得税源泉徴収・・・給料に掛かる税金です。

 

・住民税・・・自分の住んでいる自治体に納める税金です。(※住民税は社会人2年目から課税されるので初任給からは引かれません)

 

※他に年齢によって「介護保険料」などが差し引かれることもあります。

 

 

先ほどの初任給から、これらの保険料や税金を差し引いたものが実際に支給されることになります。もろもろ引かれる前の金額が「総支給額」、そして差し引かれた後のものは一般的に「手取り」と呼ばれています。給与面の待遇チェックする際は、ここに気を付けましょう。

 

ちなみに健康保険料と厚生年金保険料は、前月分の給料から差し引く仕組みになっています。そのため、社会人1年目の場合は5月分の給料から差し引かれるケースがほとんどでしょう。また、住民税も前年の収入を基に計算しているため、1年目は差し引かれません。

 

 

チェックマーク初任給が20万円の場合は手取りはいくらなの??

 

給料が実際に支給されるまでに、あれこれ差し引かれる仕組みを説明しましたが、例えば、初任給が20万円だった場合は、実際どれくれいの手取りになるのでしょうか。

 

まずは各保険から計算してみましょう。保険額は都道府県によって異なりますので、今回は東京都で働いているとして計算してみましょう。全国健康保険協会によると、東京都で月額20万円の場合、、、

 

健康保険料・・・9,960円

 

厚生年金保険料・・・1万8,182円

 

 

このようになります。そして雇用保険料は、平成28年度の雇用保険料率が4/1000ですので、20万円の場合は、

 

雇用保険料・・・800円

 

となり、合計で2万8,942円。まず総支給額20万円からこの2万8,942円を引きます。差し引かれた後の金額は17万1,058円。次はこの金額に所得税が課せられます。17万1,058円の場合は3,770円が所得税で源泉徴収されます。

 

初任給からは住民税が差し引かれませんので、実際に支給される金額は

 

 

20万円-(2万8,942円+3,770円)=16万7,288円

 

 

額面が20万円あっても、実際に受け取れるのは16万7,288円になります。なかなか世知辛いですね。また、2年目からは住民税も引かれるので、額面が20万円のままだと、手取りはさらに少なくなります。

 

大卒の初任給と、手取りについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。実際にお給料をもらう段階で「なんでこんなに少なくなっているんだ!」と驚かないためにも、支給されるまでに差し引かれるお金のことを知っておくとダメージが和らぐかもしれませんね。